2007.04.13 (Fri)
病中の不思議な体験
皆様、ご心配をおかけしてしまっておりますが、お陰さまで心配された発疹は、赤いニキビが顔中と胸のあたりに少しと腕に少し広がった程度で済みました。鏡を見て一瞬ゾッとしましたが、中学の時にアーモンドチョコを40個くらい一気にたべてオデコ中にニキビが出来たことを思い出しました。それよりは酷かったんですけどね。(苦笑)
また記憶に無いのですが(笑)、昔麻疹ワクチンを打ったからこの程度で済んだ知れません。
今はその発疹もほとんど引いてきて、後は人に移さないようにもう少し人との接触を我慢するのみです。ご心配頂きありがとうございました。
さて、今回の麻疹で苦しんでいる最中、不思議な体験をしたので書いてみます。
それはまだ高熱の出ている火曜日、医者に行った日です。
処方してもらった4種類の薬を飲み、未だに苦痛で寝込んでいる頃のことでした。
食欲もあまりないのでゼリーを食べて薬を飲んで寝るという退屈な生活を繰り返しておりました。
夜中になると熱が酷くなって眠れないのもあり、ふとパソコンをつけました。
いつも通りWINDOWS XPの起動音が鳴ります。
♪~♪~♪~~♪♪~
「ん???」
一瞬耳を疑いました。
と、言うのも、WINDOWS XPの初期設定時の起動音の主旋律(メロディ)は変ホ長調(あえて日本語表記でいきます)で、
「ミ♭~シ♭~ラ♭~~ミ♭シ♭~」
のはずなのですが、
「レ~ラ~ソ~~レラ~」
と、半音下がってニ長調に聞こえたのです
むむむ、こんなはずが・・・と思い、すぐにPCを終了させてみました。
終了時のメロディはこれまた変ホ長調で、
「ラ♭ミ♭ラ♭シ♭~」
のはずなのですが、
「ソレソラ~」
と、やはり半音下がって聞こえてきました。
「げげげ~~~」
絶対音感に絶対の自信を持っていた僕にとってかなりのショックです。
このPCは6年も使ってるからきっと劣化して音が下がってきたのだろうと自分に言い聞かせます。
そこでもう一台の少し新しいPCを起動させてみました。
すると・・・
「レ~ラ~ソ~~レラ~」
「同じだ!ガ~~~~~ン」
PCを変えても半音下がって聞こえる同じ結果でした・・・
それでもWINDOWSがいかれたのだろうと勝手に決めつけ、ためしにPCの中の音楽をかけてみることに。
曲目は少しマニアックにラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調、作品1(クリスティアン・ツィメルマン,piano)に決定。
早速流してみます。通常なら、
「ファ#~ファ#~ファ#ファ#ファ#ファ#ファ#」
というファンファーレで始まるのですが、
「ファーファーファファファファファ (ここからピアノ)ラ♭ソファファ~~!!」
・・・・・・
嬰へ短調がヘ短調(fis-moll→f-moll)に聞こえました・・・ショックを隠し切れません。
ある巨匠ピアニストの絶対音が晩年に下がったなどという話も聞いたことがありますが、自分はまだ20代・・・こんなことがあるんでしょうか!?
狂う以前の音を脳内ではイメージできるのです。しかしそのイメージの音よりも全て半音下がって聞こえるわけです。今までの絶対音が実際の音よりも半音高いのです。
他の曲を聴いてみても同じでした。また、よ~く聞いてみると、完全に半音までは下がっておらず、恐らく半音の5分の3程度下がっている感じでした。
その日は悪い夢でも見ているんだろうということで寝てごまかすことにしました。寝て起きれば戻っているだろうという何とも単純な考えです。
そして次の日またPCの起動音を恐る恐る聞いてみると・・・
結果は同じでした
この日は少し体調が良くなっていたので、久しぶりにピアノを弾いてみることに・・・
その感覚は・・・・
気持ち悪い!!!
20年ほど調律をしていないアップライトを弾いているような錯覚に襲われました。
自分はこの狂った音感で一生過ごすかと思うと一瞬目の前が真っ暗になりました。
そこで冷静になってこのような症状があるのかどうかインターネットで調べることに。
すると意外にもすぐに原因がわかりました。
なんと自分が飲んだ薬の中の一つに、副作用で「音感(聴覚)の変化(異常)」があることが判明!!しかも飲むのをやめたら数日で治るとのことでした。
まさかこんなことがあるなんて・・・
安心した僕は、しばらく半音の5分の3ほど下がった不思議な音の世界でピアノを楽しみました(笑)
慣れてくるとそこまで苦ではないのですが、やはり元の高さの方が好きです!
そしてお陰さまでもう薬を飲む必要が無くなり本日には絶対音が元に戻っておりました。ふぅ一安心
少し長くなってしまいましたが、僕にとって世にも奇妙な恐怖体験(?)でした♪
追記:4/16より通常レッスンを行っております。
新規レッスン希望の方も安心してお申し込み下さい。
また記憶に無いのですが(笑)、昔麻疹ワクチンを打ったからこの程度で済んだ知れません。
今はその発疹もほとんど引いてきて、後は人に移さないようにもう少し人との接触を我慢するのみです。ご心配頂きありがとうございました。
さて、今回の麻疹で苦しんでいる最中、不思議な体験をしたので書いてみます。
それはまだ高熱の出ている火曜日、医者に行った日です。
処方してもらった4種類の薬を飲み、未だに苦痛で寝込んでいる頃のことでした。
食欲もあまりないのでゼリーを食べて薬を飲んで寝るという退屈な生活を繰り返しておりました。
夜中になると熱が酷くなって眠れないのもあり、ふとパソコンをつけました。
いつも通りWINDOWS XPの起動音が鳴ります。
♪~♪~♪~~♪♪~
「ん???」
一瞬耳を疑いました。
と、言うのも、WINDOWS XPの初期設定時の起動音の主旋律(メロディ)は変ホ長調(あえて日本語表記でいきます)で、
「ミ♭~シ♭~ラ♭~~ミ♭シ♭~」
のはずなのですが、
「レ~ラ~ソ~~レラ~」
と、半音下がってニ長調に聞こえたのです
むむむ、こんなはずが・・・と思い、すぐにPCを終了させてみました。
終了時のメロディはこれまた変ホ長調で、
「ラ♭ミ♭ラ♭シ♭~」
のはずなのですが、
「ソレソラ~」
と、やはり半音下がって聞こえてきました。
「げげげ~~~」
絶対音感に絶対の自信を持っていた僕にとってかなりのショックです。
このPCは6年も使ってるからきっと劣化して音が下がってきたのだろうと自分に言い聞かせます。
そこでもう一台の少し新しいPCを起動させてみました。
すると・・・
「レ~ラ~ソ~~レラ~」
「同じだ!ガ~~~~~ン」
PCを変えても半音下がって聞こえる同じ結果でした・・・
それでもWINDOWSがいかれたのだろうと勝手に決めつけ、ためしにPCの中の音楽をかけてみることに。
曲目は少しマニアックにラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調、作品1(クリスティアン・ツィメルマン,piano)に決定。
早速流してみます。通常なら、
「ファ#~ファ#~ファ#ファ#ファ#ファ#ファ#」
というファンファーレで始まるのですが、
「ファーファーファファファファファ (ここからピアノ)ラ♭ソファファ~~!!」
・・・・・・
嬰へ短調がヘ短調(fis-moll→f-moll)に聞こえました・・・ショックを隠し切れません。
ある巨匠ピアニストの絶対音が晩年に下がったなどという話も聞いたことがありますが、自分はまだ20代・・・こんなことがあるんでしょうか!?
狂う以前の音を脳内ではイメージできるのです。しかしそのイメージの音よりも全て半音下がって聞こえるわけです。今までの絶対音が実際の音よりも半音高いのです。
他の曲を聴いてみても同じでした。また、よ~く聞いてみると、完全に半音までは下がっておらず、恐らく半音の5分の3程度下がっている感じでした。
その日は悪い夢でも見ているんだろうということで寝てごまかすことにしました。寝て起きれば戻っているだろうという何とも単純な考えです。
そして次の日またPCの起動音を恐る恐る聞いてみると・・・
結果は同じでした
この日は少し体調が良くなっていたので、久しぶりにピアノを弾いてみることに・・・
その感覚は・・・・
気持ち悪い!!!
20年ほど調律をしていないアップライトを弾いているような錯覚に襲われました。
自分はこの狂った音感で一生過ごすかと思うと一瞬目の前が真っ暗になりました。
そこで冷静になってこのような症状があるのかどうかインターネットで調べることに。
すると意外にもすぐに原因がわかりました。
なんと自分が飲んだ薬の中の一つに、副作用で「音感(聴覚)の変化(異常)」があることが判明!!しかも飲むのをやめたら数日で治るとのことでした。
まさかこんなことがあるなんて・・・
安心した僕は、しばらく半音の5分の3ほど下がった不思議な音の世界でピアノを楽しみました(笑)
慣れてくるとそこまで苦ではないのですが、やはり元の高さの方が好きです!
そしてお陰さまでもう薬を飲む必要が無くなり本日には絶対音が元に戻っておりました。ふぅ一安心
少し長くなってしまいましたが、僕にとって世にも奇妙な恐怖体験(?)でした♪
追記:4/16より通常レッスンを行っております。
新規レッスン希望の方も安心してお申し込み下さい。
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2007.04.03 (Tue)
春が来た!!
1月、2月は暖冬、3月は寒い日があったりと変な天気が続きましたが、春分の日あたりを境にようやく暖かくなりましたね。
日本で過ごす春は3年振りということで、この週末は出不精の僕にしては珍しくアグレッシヴに春を体感してきました。
まず3月31日にはオープンしたて(翌日)の東京ミッドタウンへ。
(※表参道ヒルズにも行ったことの無い僕が、今話題のスポットに出向くことは驚異的なことです。)
↑東京一高いメインビル ↑敷地内の40%が緑地だそうです。
午後2時頃で一番混みそうな時間に行きましたが、予想よりはごった返してはいませんでした。
中にあったサントリー美術館で和を堪能(理解はできていませんが)し、敷地内に併設された21_21 DESIGN SIGHTという安藤忠雄氏設計の展示場を見て回り、休憩しようと思ったところ、飲食系のお店はあまりにも混んでいるので、近くにある国立新美術館に逃亡。
ここも初めてでしたが、超モダンで広々とした空間の中2階でお茶をしました。近々モネの回顧展をやるようなので、こちらもまた来てみたいです。
↑国立新美術館内部。こういう所、好きです。
その後はお友達(案内してくれてありがとう!)オススメのスポット、目黒川沿いの夜桜見物へ。
こちらも初めてでしたが、満開の桜が見事でした。
ちょっと寒かったのですが今年初のお酒(カシスウーロン)も飲み、大満足。よく考えたら桜の樹の下でお酒を飲んだのは初体験です!!
とても満足した一日でした。
↑夜桜もまたいいものですね。
そして次の日曜日はアルコールが抜けていないのか朝から頭痛がしてましたが、とても天気が良かったので、レッスンの合間を見計らって自転車で江戸川の土手を走って水元公園にふらっと行ってきました。この公園に足を運ぶのは数年ぶりで桜の時期に行くのは初めてです。
↑寅さん記念館近くの江戸川土手 ↑桜以外でも春を感じます。
公園内はなんといっても緑の匂い、まさに春の匂いが溢れていました。
桜は公園内よりも外の車道の方に多く集まっていたようですが、久々に森林浴をして心がリフレッシュされました。
↑水元公園入り口 ↑公園内の桜
初めてづくしの週末でしたが、やはり春は気分がいいですね。
ポーランドの春も好きですが、日本のもまたいいなーと再認識しました。
p.s.今日テレビを見たら、3日は最高気温が10度で冬日だそうです・・・
日本で過ごす春は3年振りということで、この週末は出不精の僕にしては珍しくアグレッシヴに春を体感してきました。
まず3月31日にはオープンしたて(翌日)の東京ミッドタウンへ。
(※表参道ヒルズにも行ったことの無い僕が、今話題のスポットに出向くことは驚異的なことです。)
↑東京一高いメインビル ↑敷地内の40%が緑地だそうです。
午後2時頃で一番混みそうな時間に行きましたが、予想よりはごった返してはいませんでした。
中にあったサントリー美術館で和を堪能(理解はできていませんが)し、敷地内に併設された21_21 DESIGN SIGHTという安藤忠雄氏設計の展示場を見て回り、休憩しようと思ったところ、飲食系のお店はあまりにも混んでいるので、近くにある国立新美術館に逃亡。
ここも初めてでしたが、超モダンで広々とした空間の中2階でお茶をしました。近々モネの回顧展をやるようなので、こちらもまた来てみたいです。
↑国立新美術館内部。こういう所、好きです。
その後はお友達(案内してくれてありがとう!)オススメのスポット、目黒川沿いの夜桜見物へ。
こちらも初めてでしたが、満開の桜が見事でした。
ちょっと寒かったのですが今年初のお酒(カシスウーロン)も飲み、大満足。よく考えたら桜の樹の下でお酒を飲んだのは初体験です!!
とても満足した一日でした。
↑夜桜もまたいいものですね。
そして次の日曜日はアルコールが抜けていないのか朝から頭痛がしてましたが、とても天気が良かったので、レッスンの合間を見計らって自転車で江戸川の土手を走って水元公園にふらっと行ってきました。この公園に足を運ぶのは数年ぶりで桜の時期に行くのは初めてです。
↑寅さん記念館近くの江戸川土手 ↑桜以外でも春を感じます。
公園内はなんといっても緑の匂い、まさに春の匂いが溢れていました。
桜は公園内よりも外の車道の方に多く集まっていたようですが、久々に森林浴をして心がリフレッシュされました。
↑水元公園入り口 ↑公園内の桜
初めてづくしの週末でしたが、やはり春は気分がいいですね。
ポーランドの春も好きですが、日本のもまたいいなーと再認識しました。
p.s.今日テレビを見たら、3日は最高気温が10度で冬日だそうです・・・
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