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2007.06.30 (Sat)

刺激的なコンサートの数々

先日お知らせした日本とポーランドの二人の師匠のコンサートに行ってきました。また、16日には2005年ショパンコンクール優勝者ラファウ・ブレハッチの演奏会に行ってきました。

ブレハッチ氏の演奏はワルシャワで行われたショパン・コンクールの本選で聴いた以来です。
今回のコンサートでは特にリストの演奏会用エテュード「小人の踊り」などが印象的で細かいパッセージでの指捌きが素晴らしく器用なのがよくわかりました。ショパンのプレリュードは後半のみでしたが22歳の若者とは思えない安定感でした。どうせなら1曲目から全曲聴きたかったというのが本音です。(笑)

また少しさかのぼりますが、5月22日に木村徹師匠の弾かれた幻想ポロネーズ、シマノフスキの仮面劇は感動ものでした。幻想ポロネーズについては以前から先生と何度か討論したことがあり、そのときの先生の主張が貫かれた説得力のある演奏でした。弱音の音色が特に美しいです。また、仮面劇での色彩豊かで、曲の特徴をよく捉えた表現は圧巻でした。無調気味の曲なので、ロマンティックな曲で涙を流すのとはまた違う感動を覚えました。後半の太田先生との2台ピアノもとても面白かったです。

そして6月20日にはクシシュトフ・ヤブウォンスキ氏のリサイタルがありました。
ワルシャワで最後にお会いして以来、約10ヶ月ぶりに日本で演奏が聴けること自体かなり幸せなことです。スケルツォ1番は少々緊張気味な様子でしたが2番からは本領発揮、3番は大きな手を活かしたオクターヴが冴え渡り、4番は中間部での長いフレージングが印象的でした。後半はイスラメイがリストのリゴレットパラフレーズに変更になっていましたが、とにかくオクターヴの技術が凄すぎます。ラフマニノフ、スクリアビンともに哀愁を帯びた空気が漂い、迫力の必要な場面では文句なく音が溢れています。ワルシャワで受けた毎回感動のレッスンで見本を示して頂いた頃の映像が重なり本当に胸が一杯になりました。ラストのスペイン狂詩曲も大変な難曲ですが、難曲を難しそうに弾かない、曲があるべき姿(民族的なリズム・フレーズなど)を徹底的に追求した究極の演奏だと思いました。アンコールではショパンのバラード1番まで弾いて下さり本当に素晴らしいコンサートでした。

実はこのコンサートには木村徹先生もいらっしゃっていました。木村先生はヤブウォンスキ先生の生演奏をお聴きになったのは初めてだったそうですが、大変満足されたようで、演奏会後の歓談の場でヤブォンスキ先生に向かって「あなたのような偉大なピアニストに習えて彼(僕)は幸せだと思います。」と仰り、僕も続けて「僕もそう思います」と言ったところ、ヤブウォンスキ先生は大爆笑されておりました。(笑)

このコンサートの後には木村先生と数年ぶりの御食事をしました。またヤブウォンスキ先生も地獄のスケジュールの中貴重な時間を割いて下さり、90分ほどお話をさせて頂きました。
両先生から演奏家としての心得、日常の練習等について、今までの「先生と生徒」という関係よりは、「演奏仲間」に近い感覚でお話をして下さいました。もちろん音楽の話ばかりではなく雑談からジョークまで話題は尽きないのですが・・・(笑)
僕にとっては本当に貴重なアドヴァイスを頂いてお二人にはただひたすら感謝です。お二人を一生涯尊敬の念をもって慕い続けることをは間違いありません。自分も一歩でも近づくために日々精進することを心に誓いました。


Yuma & Prof.Jablonski

↑Jabłoński先生との2ショット
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2007.06.11 (Mon)

レクチャーコンサート(コンサートレクチャー?)

つばさ高校



皆様こんばんは。ブログの方はご無沙汰してしまっておりました。

先週は月曜日、木曜日、金曜日と都立つばさ総合高等学校というところにレクチャーコンサートをしてきました。
この高校の音楽のI先生は友人で、高校1年生の授業で「展覧会の絵」を取り上げるので生徒達に聞かせて欲しいとの要望で、二つ返事で引き受けたのでした。

授業はまず軽く展覧会の絵の説明をし、その後実際に演奏を聴かせて(演奏時間約30分)、感想を書いてもらうという形式で行いました。

高校の教壇に立つのは大学4年次の教育実習の時以来で(この時は母校でした。)かなり緊張しましたが、生徒の皆さんは非常に集中して聴いてくれて、こちらも集中して演奏をすることが出来ました。


生徒の皆さんの感想は本当に多様で、中にはかなり鋭い洞察をしている生徒さんもいて驚かされました。
大部分の生徒さんはやはり生演奏を間近で聴いたことがなく、感想にもピアノの表現力の多彩さに感激してくれたことが多く書かれていてとても嬉しかったです。
今回はド派手なホロヴィッツ版で弾いたこともあり、ピアノであんな大きい音や細かい音が出るなんて!という意見も見られ、全体的に皆さんに楽しんで頂けた事が強く実感できました。
のだめブームでかなりクラシックに興味が出ていたところに、生演奏を聴くことでよりクラシックを身近に感じてもらえることができたかなと思っています。

私としましても1人でも多くの方に素晴らしい音楽を聴いてもらいたいという気持ちが強いので、このように弾き手と聴き手が近い距離で音楽を共有できる機会があれば今後も積極的に参加していきたいと思います。

最後に今回このような素晴らしい機会を設けて下さいましたI先生をはじめとして、つばさ総合高校関係者の方々、また授業で演奏を聴いてくれた生徒さん方に感謝いたします。
ありがとうございました。

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