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2007.08.04 (Sat)

Y.P.A.名曲コンサート Vol.4

7月31日(昼、夜の部@杉並公会堂小ホール)と本日8月3日(@関内ホール小ホール)に名曲コンサートに出演しました。
お陰さまで3公演とも大盛況でしたが、31日の夜の部ではチケット関連でお客様にご迷惑をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。入場予定人数を把握し切れなかったのが主な原因ですが以後同じようなことが起こらないよう徹底したチケット管理を行っていきます。

今回僕は弾いた曲は少なかったのですが、その分クウォリティを上げて臨もうと決意しておりました。
31日の夜に弾いたラフマニノフのヴォカリーズは色々な編曲がありますが、それぞれ楽譜を買ってみて、一番気に入ったのがアメリカのピアニスト、アール・ワイルド氏による編曲のものでした。
極めて美しいこの曲ですが、ワイルド氏もラフマニノフに引けを取らないような大きな手の持ち主のようなので、小さな手の僕には同時に掴むのが不可能な和音が連続して起こっており、何とか空いている方の手を駆使して同時に弾いている様に聞こえさせたり素早く和音をバラしたりして、多声部を正確に処理しなければならなく地味に忙しい曲です。最後のカデンツァはソナタ第2番やコンチェルト第2番を髣髴とさせるようにピアニスティックでワイルドの編曲センスの良さをうかがい知る事が出来ます。本番は小さな傷はあったものの、かなり感傷的な面が出せたかなと思っております。

連弾は野口裕紀氏との共同編曲による「クシコスポスト」、佐藤直氏、小川英子氏、岩渕香枝絵氏との4人8手によるラヴィニャック編曲「ギャロップ行進曲」を演奏しました。

「ギャロップ行進曲」は4人が一つのピアノに並ぶ何とも滑稽な姿で演奏するのですが、我々の解釈によるテンポだとかなり速めで16分音符も一瞬でも気を抜くと崩壊を招いてしまうので非常にスリリングでした。16分音符のユニゾンを4人で合わせるのはかなり至難な業でしたが本番は上手く行ったと思います。僕は一番下のバスを担当しましたが、4人で上手く譲り合ったりしてとっても楽しかったです。

そして個人的にさらに楽しかったのが「クシコスポスト」です。
セカンドを弾かれた野口氏のセンスの良い編曲に負けないようこちらもド派手な演出を加えてみた結果、とても軽快で豪華かつ技巧的なものに仕上がりました。会場に来てくださったお子様にも喜んで頂けたのではと思います。
「楽譜を出版したらいいのに」という声も頂きましたが、こちらは野口氏と検討したいと思います。(笑)ちなみに僕は譜面に書き込んでおらず脳内で編曲いたしました。(笑)そのうち音源もアップできればと思います。
これは自分がやりたいことを自由にできて病み付きになりそうな楽しさでした。作曲者の音を細部まで正確に弾かなければならないという呪縛から解き放たれたような爽快な気分です。(笑)編曲の次元が違いますがアルカディ・ヴォロドス氏やホロヴィッツ氏、シフラ氏の気持ちがわかったような気がします。機会があればまた野口氏と共同アレンジ連弾をしてみたいと思います。


最後に本日はソロでピアノを勉強したことのある人なら誰もが知っているJ.S.バッハのメヌエット ト長調(ほか二曲)も弾きました。

昨日家でこれらの曲を練習していた際、母に何でそんな曲弾いてるの?なんて突っ込まれ、そこから少し話をしたら、なんと僕が3歳の頃初めて出た発表会でメヌエットのト長調を弾いたそうです。自分の記憶に無いのもどうかと思いますが(苦笑)、25年ぶりに人前で弾くので気合いが入りました。(笑)


発表会デビュー

↑約25年前ト長調メヌエットを弾いている図


ト長調のほうは繰り返しで装飾音符で軽く(?)アレンジを加えてみました。あとの2曲はノーマルに弾きました。気持ちよく無事には弾き終えましたが、シンプルほど怖いものは無いと痛感しました。(笑)


玄人向けの厳格なコンサートも良いですが、お客さんも弾き手も楽しめる今日のようなコンサートもとても有意義に感じました。

お越しになってくださった大勢の皆様に感謝申し上げます。また、お世話になったY.P.A.会員の方々にも心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。


追記:

ヘルマン・ネッケ=瀬川・野口編:連弾「クシコスポスト」のライヴ(8/3)音源はこちらからどうぞ。
1st(高音部)編曲&演奏:瀬川由馬
2nd(低音部)編曲&演奏:野口裕紀



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