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2010.12.31 (Fri)

2010年コンサート鑑賞記録

早いもので2010年も残り7時間を切りました。
年が変わってしまわないうちに、今年行った主なコンサートのメモを残しておこうと思います。


クリスティアン・ツィメルマン ピアノリサイタル

5月13日 武蔵野市民文化会館

6月3日 サントリーホール

6月10日 サントリーホール

6月12日 所沢ミューズ


オールショパンプログラム

ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」 
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 or バラード第4番 ヘ短調 Op.52


大ファンということで4回行ってましたね^^;
本当はさらに1回分購入していましたが他の方にお譲りいたしました。
自他共に認めるツィメルマニアでございます。

ショパンイヤーと言うことで最初で最後のオールショパンプログラム。
2003年に聴いた3番ソナタとの音楽の路線はぶれておらず、
相変わらず抜群に音色をコントロールされながらもアグレッシヴな演奏でした。
初めてライヴで聴く2番のソナタも1楽章からぐいぐい押しまくる!
ツィメルマンの凄いところはそうなっても演奏が雑にならずに確実に弾きたい音色で捉えられている所です。
自分もそうできれば良いのですが足元にも及びませんorz
バラード4番は全国ツアーで他の曲よりも弾く回数が少ないせいか、ツィメルマンとしては若干緊張気味な印象でした。舟歌も素晴らしいのですが、コーダはいくらなんでも速いでしょ~というテンポでした。しかし全く崩れないところは凄い。。。
4回の演奏を通して一番印象に残ったのは6月10日にアンコールで弾いてくれたワルツのcis-mollです。
ツィメルマンが滅多にアンコールをやってくれないので不意打ちを喰らったのですが、しかしそれはそれは大変美しく特に最高音のcisで心を打たれました。
2003年のアンコールで弾いてくれたショパンソナタ3番終楽章で涙したのを未だに鮮明に覚えておりますが、ツィメルマンの音楽ではアンコールが自分にとっては最も印象に残るのかなと思った次第です。
もちろん全体の演奏が超ハイレヴェルなのは言うまでもありません。



クシシュトフ・ヤブウォンスキ ピアノリサイタル

ショパン グレイテストヒッツ アンコール

5月29日 東京芸術劇場 大ホール



オールショパンプログラム

ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
プレリュード 嬰ヘ長調 Op.28-13
マズルカ イ短調 Op.17-14
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ワルツ 変イ長調 Op.69-1「別れ」
エテュード ホ短調 Op.25-5
プレリュード 二短調 Op.28-24


前奏曲 変イ長調 Op.28-17
バラード1番 ト短調 Op.23
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
エチュード ヘ長調 Op.25-3
ノクターン 嬰ヘ長調 Op.15-2
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
エテュード 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
ワルツ ロ短調 Op.69-2
ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 Op.44

アンコール

エテュード ハ短調 Op.10-12「革命」
ノクターン 嬰ハ短調 遺作「レント コン エスプレシォーネ」
プレリュード イ長調 Op.28-7


尊敬するお師匠様のオールショパンコンサートでした。
相変わらずのストイックで真摯な音楽。
曲の配列もよく練られていてあっという間に終わってしまうコンサートでした。
特に印象的だったのはポロネーズの嬰ヘ短調。
シンプルで土臭いポロネーズをポーランド人でしか出せないリズム感と圧倒的テクニックで聴衆をのみこんでいましたね。
コンサート後はお決まりの高圧プレスハグとサインをして頂き、また勝手にそれだけで自分まで上手くなった気分でいるのでした




ラ・フォル・ジュルネ2010「ショパンの宇宙」

5月3日 東京国際フォーラム ホールA

エルスネル:交響曲 ハ長調 op.11
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21

イーヴォ・ポゴレリッチ [ピアノ]
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ゲオルグ・チチナゼ [指揮]



初めてポゴレリッチを生で聴きました。
会場がやたら広くて音響はかなり微妙でしたが、
それでもポゴレリッチの強烈な個性は大変興味深いものがありました。
特に強く強調したい音をどんなに弾きにくくても親指を駆使しているあたりは、
それが脱力につながるものだと思い参考になりました。
総じて歌う部分は人の2倍くらいの時間をかけて歌い、速い箇所は意外とオーソドックスなテンポで親指を使いまくりながら進んでいく印象が残っています。機会があれば音響の良いところでまた聴いてみたいと思いました。




クリスチャン・ツィメルマン&ハーゲン弦楽四重奏団

9月30日 武蔵野市民文化会館



バツェヴィッチ:ピアノ五重奏曲第1番

ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」

シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44


ツィメルマニアとして不覚なことに10分ほど遅刻してしまいバツェヴィチの1・2楽章を聴き逃す羽目に・・・orz
ヤナーチェクの独特の和声で気持ちが不安定になりそうなところ、後半のシューマンの冒頭でホっとした記憶があります。笑
シューマンの選択はやはり生誕200周年だということでしょうか。
ツィメルマンが老眼鏡をしながら弾く姿を初めて見ましたが
特に終楽章のフーガあたりは掛け合いがとても楽しそうで、4人を上手くまとめ上げながら楽しく演奏している姿が印象的でした。



マウリツィオ・ポリーニ ピアノリサイタル

10月17日 サントリーホール

ショパン:24の前奏曲 Op.28

ドビュッシー:6つの練習曲(第2集)

ブーレーズ:ピアノソナタ第2番


アンコール

ドビュッシー: 前奏曲集第1巻から 「沈める寺」
ドビュッシー: 前奏曲集第1巻から 「西風の見たもの」
ショパン: 練習曲 ハ短調 op.10-12 「革命」
ショパン: バラード第1番 ト短調 op.23


今まで行こう行こうと思って行かなかったポリーニを初めて聴いてきました。
25,000円というチケットは今まで最高値のチケットであるということも記しておきます。笑

最近の様子はテレビではちらほら見ていたものの、脳裏には衰え過ぎていたらどうしようという不安もありました。
袖から登場してきた時の印象は背中が曲がってしまっているということ。
しかし椅子に座って演奏するや否や、先の不安も吹き飛んでいきました。
もちろん全盛期と比べれば落ちているのは当然でしょうけど、内から溢れるものは健在で大変エネルギッシュで、
特に前半のプレリュードの最後、dの音で締めくくられ、その余韻が消えるまで聴衆全員が固唾を飲んで見守り、演奏者と聴衆、大ホール全体が一体になった瞬間は深い感動を覚え、涙腺が緩みました。
ドビュッシーの響きのコントロールが素晴らしかったです。「和音のために」は跳躍が少し苦しそうな印象。
ブーレーズは中々理解が難しいのですが大変難しいことをよく弾いていらっしゃるが自分は弾かない(弾けない)だろうというのが率直な感想です。^^;

アンコールは圧巻でした。革命で終わりかなと思っていたらバラード1番の冒頭が始まった時は驚きと嬉しさで会場が一瞬ざわつきました。
ここで心得たものは世界的コンサートピアニスト(ヤブウォンスキ先生も含め)バラードレヴェルのものもアンコールでいつでも弾けるということ。自分も見習わなければと強く思い、大変な刺激を受けたコンサートでした。


アルゲリッチ・セレブレーションズ2010

12月1日 すみだトリフォニーホール 大ホール

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
     
ラヴェル:道化師の朝の歌

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調

指揮:クリスティアン・アルミンク
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ


アンコール

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調から 第3楽章
シューマン:子供の情景 op.15 から 見知らぬ国より
シューマン:幻想小曲集 op.12 から 夢のもつれ


そしてアルゲリッチも初めて生で聴けました!
ポリーニと同世代ということをすっかり忘れてしまうほど柔軟性があり若々しい。
やはり女性の方が長生きするのですね^^;

アルゲリッチの印象としては全く無駄が無い。
体を揺らすことも手を不必要にこねくり回したり高らかに上げることもない。
全て手の平の中で収めて弾いているような印象。凄いの一言です。
柔は剛を制すという言葉はどの世界にも通じるものがあると強く思ったのがアルゲリッチの演奏からでした。
この日を境に体の柔軟性を常に意識する心がけをもとうと決心いたしました。笑
別府の音楽祭にも足を運んでみたいものです。




2010年12月 都響定期Aシリーズ

12月20日 東京文化会館大ホール


リスト・交響詩「レ・プレリュード」

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (アンコール:幻想即興曲)

マルティヌー:交響曲第3番

ヤクブ・フルシャ指揮
東京都交響楽団
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)


こちらもルガンスキーを目当てに初めて行ってまいりました。
3列目の少し左よりの席で聴きましたが、予想以上に背が高い!
手も当然大きく11度は届くでしょう。
メロディラインのレガートの意識は相当なもの。
オクターヴの連続でも3,4,5の指を素早く丁寧につなげていて、
跳躍した先の指も5ではなく3を使って重心を素早く移動させているあたりは大変な奏法の参考になりました。
テクニックも完璧で何も言えた立場ではないのですが、もっともっと難しい曲を弾いているのを聴きたい(見たい)と強く思いました。
ラフマニノフの3番あたりやってくれないかな~。それもいつでも弾けるんでしょうね。脳の構造が一般人と違いますね。



以上それぞれ短いですがざっと振り返ってみました。
主なコンサートということで描き切れていないものもありますが、
予想通りといいますか、ショパン尽くめの一年でしたね^^

来年はリストイヤーですが、オールリストプログラムのコンサートはショパンほどは多くないと予想します。
生誕●●年だからなんだ?という考えもあるでしょうけど、
こういう機会に特にクラシックに詳しくない人により親しんで聴いてもらえるのであれば良いと個人的には思います。

それではショパン&シューマンイヤーの弾き納めにもうひと練習して参ります。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さいませ

            

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