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2007.01.27 (Sat)

連続断弦事故発生!!

本日調律師さんに来てもらいました。高音部(一番上から2番目のド)の切れた弦の張替えをしてもらうためです。

昨年末には3本切れていたのを直してもらったばかりだったのですが、今年に入ってまたもや切ってしまっていたのでした。

断弦事故多発地帯

↑昨年末の悲惨な状態。弦の上部にある丸い紙は数年以内に張り替えた弦の目印です。
この高音域はまさに断弦事故多発地帯につき注意!!




今日は一本のみなので張替え作業自体は短時間で終了。その後サーヴィスで狂った音を拾ってもらいました。

そして今日は兼ねてから注文していたチューニングハンマーもお買い上げです。

ピアノ弾きがなぜ調律の器具を!?とお思いでしょう。

弦を張り替えた後は、その後なじむまでは弦が伸びていくためにどうしても音が下がってきてしまいます。
もちろんその都度調律師さんを呼べばいいのですが、僕の場合はその頻度が多すぎるので、コスト的にも時間的にも厳しいものがあります。
そこで思いついたのが「自力で調律」です。年末に調律師さんからお借りしていたハンマーで、張替え直後の狂った弦を調律してみました。

初めはピンを回しすぎて半音近く狂わせてしまい、その後元の高さまで直すのに非常に苦労して一本直すのに30分もかかってしまいましたが、徐々に慣れてきて今は気持ち悪く無い程度の音の狂いまでには割りと短時間で直せるようになりました。
しかし完璧に合わせることはまだまだ不可能です。
こうやって自ら楽器をいじくってみることで、ピアノという楽器の性能、及び調律の奥深さ、難しさを知る良い勉強になりました。

今日は念願の「マイハンマー」GETに浮かれ、調律直後のピアノの美音に練習もはかどる・・・・はずでした。

マイハンマー

↑もはや必需品!?マイハンマー♪



最初は良かったんです。なるべく弦を張り替えたばかりの「ド」が狂わないよう、美音に酔いしれながら静かな曲ばかり弾いてました。

しかし今練習中の「展覧会の絵」は弱音ばかり弾いているわけにはいきません。特に練習が必要な部分は轟音が必要な箇所ばかりです。

悲劇は「キエフの大門」を弾いているときにおきました。

クライマックスに近づくにつれ、脳も自然と興奮、左手で爆発をおこしていきます。
そして、次の瞬間・・・


バッチーーーーン!!!

一瞬小規模なガス爆発でも起きたかのようなけたたましい音が部屋中に鳴り響きました。
内心ではもうわかっています。

「またやっちゃった・・・

練習全開モードが一気に意気消沈

不運なことに今回は低音弦でした。低音弦を切ったのはこのピアノでは昨年秋以来2度目、普通は低音弦は滅多に切れません。

そして低音弦は銅線が巻いてある分、高音弦よりも割高で、さらに特別に注文しなければいけません。痛い出費です。

切れた低音 切れた低弦


↑切れた低音弦。よく見ると銅線部分ではなく、銀色の鋼線が切れていることがわかります。



泣く泣く調律師さんに電話し、来週また来てもらうことになりました。

弦を切るたびに思ったことですが、僕の場合ある共通性が。

1.ロシアものの曲で轟音(fff以上)をぶち鳴らした時。
2.ペダルを踏みながらオクターヴ、もしくはオクターヴ+内声の強打をした時。
3.力んで弾いた時よりも、脱力できていた状態でスコーンと鳴らした時。

もちろん例外もありますが、上記の場合が多いです。
あと、張替え直後の不安定な状態で調子に乗って大音量の曲を弾きまくるのも良くないことがわかりました。(以前も張替え後数日以内に切れた経験あり・・・)


今回の件で3月の演奏会以降、しばらく激しいロシア曲を弾くのはやめようと本気で思った今日この頃でした。
今日の断弦事故直後はショックがかなり大きいものがありましたが、
ショパンのコンチェルト2番、2楽章で自ら魂を鎮めたことは言うまでもありません。


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タグ : 調律 断線 断弦

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Comment

あ~あ、ご愁傷様。低弦は切れた瞬間
怖いよな~。
そうそう、前の日記読んだけど、いつ仙川来たのさ?
俺先週までしょっちゅう仙川ウロついてたのに
Kuroiwa |  2007.01.27(土) 07:01 |  URL |  【コメント編集】

さすが展覧会...w あのバッチーンっていう音、不意にくると本当に心臓が止まりそうになるくらい未だに慣れません..結構恐いよね!?w ワルシャワは雪が沢山積もったよ~!!
miki |  2007.01.27(土) 22:25 |  URL |  【コメント編集】

とうとう買ってしまいましたね・・・(;¬_¬)
そして本当にいじってるのですね。。。。
あなたの行動には脱帽ですw

そしてまたまたぶっちぎりですかww
もしかしたら次はマイハンマーではなく、マイ弦?!
私にはあなたが自分で弦を治してる姿が想像できるのですが・・・ww
NAOKO |  2007.01.27(土) 22:53 |  URL |  【コメント編集】

>>Kuroiwaさん

苗字での書き込みありがとうございます。(笑)
ほんと低弦断線は恐怖ですね。
仙川には正確に言うと15日に出没しました。
もうてっきりイタリアにいらっしゃるかと思いましたよ。今度はKuroiwaさんに会いに行きますね!でもZiroは行かないでしょう!?(笑)


>>mikiちゃん

今弾いてる展覧会は通常のではなくてホロヴィッツ編なので余計に爆発しなくてはいけないんです。(笑)
断弦の瞬間は地雷を踏んでしまったかのような感覚ですね、特に低音は恐怖過ぎます。
ヴァルシャヴァは雪一杯でいいね~、東京は暖かいよ・・・


>>NAOKOさん

調律ね、やってみると結構面白いよ!かなり難しいけどね。。。
マイ弦ってナイスアイディアだね!高音部分だけでも張り替えられるようになりたいな~。本気で今度調律師さんに聞いてみる。(笑)
弦の張り替え術を習得し、マイ弦を常備すれば連続断弦も怖くない!?
Yuma |  2007.01.27(土) 23:40 |  URL |  【コメント編集】

ついに、買ってしまったのね。。
そして、また低音切ったの??(笑)
プロフィールに、調律もするピアニストって書けそうね(^^;)
私の親が、展覧会のチラシを見て聴きたそうにしていました。そして、ものすごい眺めてたよ(^^)
私にもまた聴かせてね♪
RUMI |  2007.01.30(火) 23:26 |  URL |  【コメント編集】

>>RUMIちゃん
とうとう買ってしまったよ~(笑)
プロフィールになんてとても書けません!あくまで調律というよりも応急措置なので・・・
展覧会、RUMIちゃんの前で弾くのはいつになるかな。。。(笑)RUMIちゃんの演奏も聴きたいです♪
そしてお母様にもよろしくお伝え下さいませ!!
Yuma |  2007.01.31(水) 10:56 |  URL |  【コメント編集】

♪ピアノも弾ける応急措置技師

マイハンマー、いいですよね(^_^)
私も張弦直後の数日間はチューニングハンマーが手放せません。

Yuma君のことだからチューニングにも厳しいこだわりを持っていそうです。あっという間に腕が磨かれて、ピアニスト兼調律師に昇格される日も近いのではないでしょうか。

余談ですが、私は以前ピアノのレッスン中に、生徒(小さな子)にチューニング遊びをさせてみたところ、いきなりハンマーをグィ~ッと大回転させられ、「のわぁぁ~ッ!!」と大仰天したことがあります。その弦は音が3度か4度変わったように記憶しています。小さな子にハンマーを持たせる時は予め「ちょっとだけ動かすんだよ」と言っておいた方がいいかもしれません(^_^;
雪蛍 |  2007.02.01(木) 14:06 |  URL |  【コメント編集】

>>雪蛍くん
やはり応急措置でさえもまだまだ難しいです。
特に超高音域の調整は非常に困難です。
雪蛍くんの調律テクニックも拝見してみたいです。

それにしても弦は3度や4度ずれるほど引き伸ばしても切れないんですね!(笑)新しめの弦だと大丈夫なのでしょうかね。
貴重な情報をありがとうございました!

Yuma |  2007.02.02(金) 00:57 |  URL |  【コメント編集】

3~4度ずれてもかろうじて弦は切れません。
私の場合、弦の張り替えは全くできないので、その時は本当に「のわあぁ~!!ストップストップ~ッ!!」という感じでした(滝汗)

だんだん欲が出てくると、アクションの調整などもしたくなってくるかと思いますが、アクション部分を引き出す時には気をつけてください。私は以前、中身を引き出す時にうっかり指が最高音のCに触れてハンマーを上げてしまい、そこが箱本体に引っ掛かってポッキリ折ってしまったことがあります。木工用ボンドにて即修復しましたが、それ以来怖くてほとんど触っていません(^_^;
雪蛍 |  2007.02.02(金) 03:26 |  URL |  【コメント編集】

>>雪蛍くん
ハンマーが折れたとは悲惨でしたね!木工用ボンドで処置できるところがすごい・・・
僕は今のところアクション調整までやろうとは思っておりませんが、今後自力で引き出すことがあれば、ハンマーを折ってしまわないように細心の注意を払いたいと思います。
今日も先日張り替えてもらった上から二番目のCの調整をしましたが予想以上にてこずりました。
ピッチがずれているのはわかっているのに中々完璧に合わないので非常にもどかしいです。
調律師さんの職人技の偉大さを改めて感じました。
Yuma |  2007.02.02(金) 23:14 |  URL |  【コメント編集】

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